アイ

 匕首【アイクチ(aee q cy)】
 全長33糎(センチ)以下の刀類、両刃でも匕首と書く 


アオ

 蒼い月【アオイツキ/アオイツク(ae jho e ch q)】
  明けの月とも呼ばれ、宵の月が沈み、この月が昇り始めると夜明けがくる


アカ

 緋い月【アカイツキ/アクイツク(ae qae e ch q)】
  宵の月とも呼ばれ、真昼の月が沈み、この月が昇り始めると夜を迎える


アク

 触魄、濁魄、、殉黒【スケイプ/アク(a q)】
  魂が病み、狂い・怒り・妬み・殺意等に触れ 重力 を帯びていく魂の別名。死後、芯と共に煉獄へ墜ちる 俗称は悪魂(アクダマ) 闇蟠側の魂、又は大まかに 悪


アノ

 霊界、界、彼世、異次元【アノヨ/アヌヨ(ae nu jho)】
  天地と重相しつつ、霊視(邪眼とも)能力が無いと物質界で視ることの出来ない同時空の世界(意識、景色を感じることはある)竟界無き光彩(イロ)の濃淡で構成されている精霊が視える精霊界(スピリチアル)、精霊界に連離の往復で構成されている灰光彩(ハイイロ)を主に偏光する魂 及び 竟界で区切られた灰光彩たる幽霊(ゴホスト)が重なる幽霊界(アステエエテル)も数ある霊界の一つ 全ての光彩が仕切られた個体である物質界の各階層として存在する溟府・異天とは別


アラ

 天地【アララ(a la la)】
  物質界と霊界を含む極図の別称 、空と大地 


アル

 星屑の詩、祈念、意乗氣【アルンワアス/イノリ(e no ly)】
  己の意志を媒体に、万物を構成する四精(マナ)に志念で働きかけ、様々な事象を起こす超能力(サイコキネシス)神通影響力(カミガカリ)
  星霊雲、天伸傀のほぼ全て、巨伸傀の一部の者が常用
  時代と供に継承者が衰退していくが、けして零(ゼロ)にはならない。基本的に志念波動とか超能力の類であるが、効果が術者の霊質に反映される為、心象(イメージ)を促す為の言語や、挙動作法(マナア)で補佐を加味した精言霊(スミイルコトダマ)に主流は流れて行く





 意、息【プウネマ/イ(e )】
  あらゆる存在の原素たる 屑塵の能動 を差す 全ての活動の分裂、及び、融合をせし得る要素。意氣


 息物【イキモノ(e qey mo no w)】
  正常な生霊体(エクト)を宿し、呼吸・食餌・排泄等の生命活動を繰り返す生命体。意志の神芯体を素にする。意識(染色)の魂体・触魄体と感性霊体の混合体 三次元世界では肉体を具象 この世界での儒命人は無論、妖精、そして、植物も動かない息物体(葉や茎や根等も命ある立派な肉体)である 


 光彩、意識、染色【ゲヌシス、イロ(e lo)】

  風嵐の光彩 黄緑  空歳の光彩 泉銀(白暗)
  火炎の光彩 赤   雷榮の光彩 黄金(黄晄)
  土石の光彩 焦茶  鉱鎮の光彩 赤茶(丹閻)
  水氷の光彩 水色  海溟の光彩 蒼黒(黒闇)

  宇宙の光彩 灰色 度遍(たびまね)して 黒色を増す

  * 火炎 と 溶岩 の光彩は良く似る

  * 空歳 の 光彩 白い景色 は 精氣薄弱の際 呼吸回復の為の昏睡に切替わる刹那に 垣間見る事がある


イン

 古代語魔法、古妖精語破魔法、古代破魔法、式鉤呪【エール/イル(el)】
  天妖精、妖精種族が言語に拠って、精霊を呪縛し式役する際に用いる発音主義言語。大地の塵屑から 精霊 及び 物体を構築し 支配し、制御し、分解して元に戻す始末までを可能とする
  精言霊と同じく唱える際には 色彩(イロ)や心象(イメージ)を意識する事は重要であるが、妖精達が日常使う妖精語に近い為、精氣の消費が精言霊に比べ少なく使いやすい反面、効果が発音通りのお定まりであるのが欠点、式鉤呪とはより短音に改良された発音主義単語
  効果時間は、唱えるに注いだ精氣の量(呪文の長さというのも、当らずとも遠からずの解釈)に準じ、式鉤呪の場合は、術者が唱え次の息を吸う時間迄である
  なお、破魔法協会の認可が必要とする 黒破魔法 や 禁忌違法の 暗黒魔法 があり、その場合は四方(司方)妖精語破魔法と称し、上記ニつの黒系魔法と区別する 
  強力な黒系魔法には その威力規模の大きさから 導印 と呼ばれる 効果構想 を促す為の より複雑な身振り動作を必要とする 
  発音の純度を高める為の、雑音濾過(ノイズフィルタ)効力を投射させた図式を媒体(デバイス)として、杖 あるいは 指輪等 に彫り込んでいる術者も存在する



ウシ

 皆無【ウシナイ/シ(sy )】
  全ての活動の消去をせし得る要素。既に完成到達したものも消去させる働きを起し得る


ウツ

 肉体【ウツセノフクロ】
  現世に於いて、息物の芯魂霊体が宿りし精霊の集合物体。主に水(液体)次に土(固体)の精霊で形成され 風火(気体とプラズマ)の精霊も不随し宿り、精氣(カロリー)の枯渇と共に老朽し灰土や水に帰る。色は、精霊の依り具合で様々、風精霊が濃いと白に近く、火精霊が濃いと黄に近く、土精霊が濃いと赤に近く、水精霊が濃いと青に近い。




エナ

 生霊【エクト/エナ(e na)】
  意志の神通体、意識(染色)の魂体・触魄体、感性霊体の集結体(ウン)。主に 火(発光プラズマ)の精霊で形成 主として灰色発光で個性を構築。
  精氣(カロリー)ともよばれ外傷による氣薄や、老いによる枯渇を迎えると肉体と分離し死が起こる 転生はしない為、一生体とも呼ばれる。
  又、生霊体(エクト)と死霊体(エイスト)の二つを合わせて幽霊体(ゴホスト)と呼び、怨鬼(ワイト)と同じく霊視を行えば幽霊界(アステエエテル)で視ることが出来る

エン

 憑符魔法【エンカント】
  霊魂体の無い物体に、精氣を付着、及び、蓄積させる魔法。
  憑符魔法は大きく三つに分別され、一つは、魔法行使の歳、己の生霊を消費する代用品の製産を目的とする、備蓄型憑符魔法。天然では無く、人工的に精霊を付着、蓄積された精造晶石も備蓄憑符魔法の産物に属する。使用後、精氣体の補給憑符を行なわないと消滅する。霊魂体の無い器物代用品として行使する条件に産物を身につけているか、産物と常に接触をしている意識が必須。
  一つは、所有者の活動能力(ポテンシアル)の補助あるいは、縛呪する器物(アイテム)の製産目的とする、精霊が「集結合」する呪符(しるし)を刻印された刻印型憑符魔法。備蓄型と違い、天地で行動してるかぎり、精霊は常に存在し集結するため、刻印(エピタフ)が壊れない限り効果を及ぼす為、刻印型憑符魔法は、武具に良く好んで使用される。が、なんらかの状況で、武具から解放された、精霊達が反発力の被害に遭い易い。
  一つは 肉体 を失った霊魂体がその憑代として、霊魂体の無い器物に憑依した憑依型憑符魔法。意志、及び、意識、があり、魔法行使も可能にして、吸精行為、及び、適度な睡眠を摂れば精氣も回復できる。(余談ではあるが、無機物に憑依すると言う事は、念動(サイコキネシス)でも無い限り歩行が困難であるため、望まざる憑依でなければ、対象を動物にすればよいものである)
 なお、変化能力で擬化した場合は、此れを除く。



オニ

 妖牛虎族【オニ/オウニ(ou ney)】
  角傀(ゴズ)や巨人(タイト)と呼ばれる妖牛種と妖虎種の混血種
  妖精の時代初期、牛虎族達は巨人王国を築き上げていたが、妖狐帝国の攻めに遭い滅ぼされる 
  蒸氣・鋼鉄の時代には、その退化種族が山林や洞窟に潜み、単眼傀、多臂傀、がこの種に当る


オヌ

 鬼【ウイスプ/オヌ、オウヌ(ou n)】
 1.昼間行動すると、精氣体が著しく蒸薄する死霊(エイスト) 代表に怨鬼(ワイト)がある その怨鬼が息物、あるいは元の肉体に寄生し、日中を”避暑”している状態を喰人傀(オウグヌ)又は腐尸傀(グウヌ)と呼び、その肉体の鮮度を保つ為、息物の精を摂取し続ける尸傀を、吸精尸傀(ヴアンプ)*吸精傀とも そのまま骨と化しても、寄生し続け闇をさ迷う狂骨(スカルボン)と呼ばれる
  また 傀 と表記する場合には 霊魂体と肉体を備えた 鬼体 の状態で、霊魂体のみの存在を 鬼 とする表現もある。
又 魔法等の効力で、死霊体を放出した肉体に強制的に魂体だけを留め 意識(染色)=原始的衝動(食・暴・姦)のみで動く物体を僵屍と呼び 感情のある鬼とは異なる

  吸精傀からの童子、処女への輸血→吸精傀
  吸精傀からの輸血、又は、少量の吸血→喰人傀、腐尸傀
  吸精傀の食餌は生鮮な精血 腐蝕した尸体の血を摂ると 知性無き 腐尸傀 へ病化する

 2.主に ヒト や モノ を 食事 摂取 する ヒト や モノ


オホ

 霊、光【オボロ/オホロ(ou fo low)、ヒカリ】
  1.物質界では常人が視覚に捕らえ難い動体(感じることはある)精霊、生霊(エクト)等がこれにあたり、死後は死霊(エイスト)や鬼(ウイスプ)となる*ただし、捕らえ難いだけであり、体(もの)である以上、視える
  2.幽霊(生霊・死霊)や息物等に存在する感性霊体の略、風精霊は主に喜、火精霊は怒、土精霊は楽、水精霊は哀の感情を担う



カゲ

 影、野叛、別客、客観【アンチテーゼ/カゲ、カガミ】

 法、与(ヒカリ)に隠遁しつつ 暗(ヤミ)にも反離する 自由(パピシャス)を主体とする集合意識(コキハイイロ)死後 その霊魂は大地をさ迷う鬼となる 傀の為れの果て、単に 叛(サタヌス)とも


カヘ

 貨幣【カヘイ】
  一大金貨 = 約十万円相当
  一金貨  = 約一万円相当
  一大銀貨 = 約千円相当
  一銀貨  = 約百円相当
  一銅貨  = 約十円相当



カミ

 有無、星霊、神、帝、芯神魂、命 【カミ/ララ(la)ラ(la)ルラ(l la)シンラ(sye ng la) 】
  1.(有無−ララ−)全て。 渾 と 凡
  2.(星霊−ルラ)天空に座んでは、風・火・土・水がいずれの精霊が濃く結まり、大いなる能力と影響力を備えた芯神魂(シンラ)
  3.(神 及び 帝−ラ−)星霊(ルラ)と英霊(ミタラ)の芯神魂体(シンラ)* 神 は地上に降臨している場合に用いられる。
  4.(芯神魂−シンラ−)一つ(芯)にして全て(有無) 一つ(芯)にして全て(有無)と云う意志を有する、転生の最小体位。魔法を行使する最小体位。命(ミコト)とも。

 星霊雲【カミガミ(qae mey gae mey)】
  天空に座んでは、風・火・土・水がいずれの単乙精霊が濃く結まり、大いなる能力と影響力を備えて、星霊(カミ)と称されるようになった星霊体の集団、星雲





 氣 柔氣【キ/ナカル(na qae l)】
  四精(風精 火精 土精 水精)の働き 神芯魂体の能動 意志と意識を集中させ霊体や物体を固執させる働きを 剛氣体 柔氣体と剛氣体を調整し 霊を割り裂き易い氣を練る働きを 鋭氣体 と呼び 物理攻撃に於いても効果を及ぼす 狭義に物質世界で見え難い霊体(感じることはある)の行動 を差す 例として精霊の行動を精氣体(エナジイ)と呼ぶ

キセ
 氣節 【キセツ(qey se ch)】

 昇還
  1月1日 星霊雲昇りて魂魄澄み還る節 

 降光
  1月14日 光星霊(ひかり)大地に降りる中 

 立風
  2月1日 駿風 息吹く節 

 氷梳
  2月14日 氷雪 雨水に梳ける中 

 啓蟄
  3月1日 陽気 地中染みる節 

 風分
  3月14日 風陽 分かつ中 

 清明
  4月1日 清風明潔なる節 

 穀雨
  4月14日 百穀生育する雨中 

 立火
  5月1日 火氣 活き立つ節

 息満
  5月14日 息物 生氣満ち充てる中

 芒種
  6月1日 恵穀 取り入れる節

 啖至
  6月14日 最も長き氣炎に至る中

 射照
  7月1日 満炎 漸く照り射す節

 孟火
  7月14日 孟き火 跡を引く中

 立壌
  8月1日 壌(つち)熟氣立つ節

 処熱
  8月14日 壌氣 漸く熟れ留まる中

 白露
  9月1日 草木 露宿る節

 壌分
  9月14日 陰陽 土に相い混じる中

 寒露
  10月1日 晩秋 寒き露宿る節

 霜山
  10月14日 野山 霜注がれる中

 立氷
  11月1日 氷氣 立ち始める節

 笠氷
  11月14日 山峰 氷笠を張る中

 氷繁
  12月1日 氷氣 繁く降り積もる節

 凍至
  12月14日 闇凍 深きに至る中

 歳締日
  12月28日 晦月が迎えに勤し止める日

 覆氷(晦月)
  13月1日 大地 氷に覆われる節

 昇光
  13月14日 光星霊(ひかり)天に帰す中

 周末
  13月21日 星霊雲降りて息潜む週

 禊日
  13月29日 夜間外出が禁日

 大禊日
  13月30日 終日外出が禁日 4年に一度


 傷度【キズ】
  
  危く傷ぶ…内臓損傷
  重く傷ぶ…骨折、全治一週間以上
  深く傷ぶ…縫合処理を要する
  軽く傷ぶ…包帯処理を要する
  掠り傷ぶ…三分以内で止血
  卒倒する…氣薄によって倒れる
  息を停め死す



クロ

 黥い月【クロイツキ/クロイツク(g lo e ch q)】
  三次元(物質世界)では見えない月 真昼の月とも呼ばれる 明けの月が沈み、この月が昇り始めると、正午を迎える ディストリックでは、第二妖精皇国が在する浮舟大陸ジャナセリア フランティアールでは魔法界「眇の瞳塔」がこれに相当 (クロイツキ)


クニ

 國…国家、地域
 圀…君主の権威が四方八方に行き渡り治められている大国
 国…君主の統治している国、帝国、皇国、王国
 (邦…貴族・諸侯が統治している国、公国、侯国、伯国)

 連邦…多数の国家や民族が共議により統治されている大国
 共和國…共議により統治されている国家
 同盟…主権が異なる国々の連盟





ケモ

 妖獣、動物【ビイスト/ケモノ(ge mo no w)】
  古妖精が妖精を製造して大地や月に蒔き、その前過程に試作された息物。妖翼馬(ペガスエン)、妖一角馬(ユニクエン)妖鷹獅子(グリフエン)、妖猫獣(リンクスエン)、妖猿獅子蠍(マンテコスエン)妖炎狗(ケルベロスエン)妖蛇鶏(コカトリスエン)等 知性 及び 魔法の仕用 は様々。





コタ

 精霊 【シエ/コダマ(qo da ma)】
  四精の結集(ウン)物質界では肉体や器物を具象し、それ以外の世界では霊を具象、妖精の影(黒とは限らず)の姿に似る なお、精霊の中にも風・火・土・水の精が集まり、火精霊は特に火精を多く含む結集体(ウン)であるといえる 息物の体内で、芯神体(意志体)、魂または魄体(意識体)、幽霊体(感性霊体)、肉体(物視体)と様々を為す


コノ

  現世、 此世【コノヨ/コヌヨ(qo nu jho)】
  大地と月までの空間 大地とは地上も地中も指す



サイ

 小刀【サイベル/ワキザシ(wa qey tha sey)】
  全長 31糎以上66糎以下の刀類、両刃だと小剣と書く





 死  【シ/シイ(sy e)】
  息物とは神通体、魂体及び濁魄体、生霊(エクト)の調和混合体だが、中でも外傷による氣薄と老いと呼ばれる生霊(エクト)の枯渇に入ると、天地の引力に惹かれ始め(意識朦朧の状態)息物が体内の風(実は霊魂と肉体との繋ぎの担い手)、火(熱、体温)の精は天昇を望み、土(骨肉)水(体液)の精は地への埋没(霊魂と体液及び肉体の分離を差す)を乞いて、其々が分解しては星霊雲の元へ逝く が、怨念により死霊(エイスト)、すなわち触魄霊(アクダマ)として大地に留まることも 魂魄が何やらの魔法で地上に縛られていることもある


シエ


シヤ

 刀 、打刀 【シャムシイル/クトア( q t a)】
  全長 67糎以上99糎以下の刀類、両刃なら剣あるいは打剣と書く

シン

 芯、神通【シン( sey ng)】
 体(もの)の本質を司る。まごごろ。魂体は三蔵(脳・心臓・生殖器)に宿るが、芯は唯一の存在で、脳のみに宿り常人では視え無い。芯 が 分離(こわれ)ると 地精霊 水精霊 火精霊 水精霊 の 常人が目に視え無い 象(かたち)へと還える 風火土水が精 の調和がとれた総合体(難可視)





スコ

 地呑獅刀 【スコオウル(sh qoou l)】
  或る異天の太渦の象徴、破壊と越界を司る 刀身は純黒で黒水晶(モリオン)のそれに似る


スミ

 精言霊 【スミイルコトダマ(th mey el qo t da ma)】
  四精を操る星屑の詩は効果が術者の霊質に反映される為、その使用者は廃れていく が、天妖精達は、星霊雲としての隔世が記憶の覚醒に成功し、精霊達とのより濃密な交信を促す為の言語(スル)や挙動(マナア)を交えた遊吟を開発し、それらを総じて精言霊という 意味深き御言葉とも 効果時間は術者の意識が希薄になるか、『還』『納送』を楽み奏でる迄 なお、精言霊使いは 巫師や縦横家とも呼ばれる
 星神殿破魔法、星魔神殿法の福詞や、地方民俗出自の呪歌の原理はこれに同じ


スム

 精 【スム(th m)】
  塵の結集で、万象における息(意氣)を担う 其々を息創の風精、息加の火精、息到の土精、息減の水精と呼び、四精の結集(ウン)は息物の意識や感情を担う精霊(コダマ)と称される



セン

 戦闘【セント】
  
  剣…剪(き)り懸かる 薙ぎ懸かる 刺し懸かる 受け払う 受け止める 受け推(お)して 寄り懸かる
  盾…受け払う 受け止める 受け推(お)して 寄り懸かる
  躱(かわし)…半身を反らし躱す 横跳びに躱す 後退(あとしざ)りに躱す
  槍…突く 鎚矛…叩く

  構え…正眼 上段 下段 八相 脇構 蜻蛉 沈 突立
  立ち…真向身(前後移動を主体)斜身(横移動を主体)

(例)
甲「でやぁ!!」
と 甲は長握剣で剪(き)り懸(か)かるも 乙は凧盾で受け払いつ
乙「まだまだぁ!!」
と 乙も広刃剣で薙ぎ懸からば 
甲「なんの!」
と 甲も剣身で受け払い

甲「むう!」
と 甲は割り懸からば 乙は盾を上げ構えるも
乙「!? ぐっ…」
と 甲は勢(せい)を転じ 横腹を薙ぎ撃たば 乙は軽く傷(いた)ぶる



 古妖精 、仙妖精、僊妖精 【センニン/ヒト( fy t)】
  巨伸 と天霊獣の交配により誕生した、妖精の時代の一つ前の、古妖精時代と呼ばれし時代の権力種族 言精霊を駆るもの達で 古妖精は 芯魂体のみで形成 迷い が希薄 で 触魄(アク)に染まりにくい が 染まると一生では抜けきれにくい 幽霊体(感性霊体)が無い為 感情が淡白 仙僊妖精は 魂触魄体が練鑚され 迷い を意識調整 し 触魄(アク)に染まりにくい が 染まると抜けにくい 幽霊体(感性霊体)を有し 感情に種族の特質が関係  尚 僊 を用いる場合 飛行能力 及び 有翼種族 であることが多い
  ディストリックでは超高度科学、雷網文明を誇るようになるが、星間戦争が勃発し滅亡 僊人もしくは仙人とも  外傷による死は訪れるが、寿命というものが無い
 又、大地と月までの空間以外に棲む古妖精を伸妖精、天妖精と呼ぶ場合もある


 旋歩【センプ/ピボト】
  ある一定秒数の 疾走 または 戦闘移動。0.1秒の場合のみ 一閃歩とする場合も
  疾走…防御無警戒(−4)の 全力移動距離
  戦闘移動…移動をしながらの、戦闘行動を可能とする距離
  近距離…一秒、十旋歩(個人・徒党の疾走平均6.6m 戦闘移動平均 2.2m)*1ラウンドでもある
  中距離…十秒、百旋歩(個人・徒党の疾走平均66m 戦闘移動平均 22m)





タイ

 隊列 【タイレツ】

 連隊以上での隊列の種類(陣形)

 凸型隊列…敵の凹型隊に対応しつつ、中央に攻め寄って敵を分断。魚鱗陣。
 / または \型隊列…敵の攻守に応じつつ、前線は敵の後方を衝くか回り込んで包囲。雁行陣。
 ∧型隊列…凸型隊列を更に中央に配備を集中し、突撃を敢行する分、失敗すると包囲をされ易い。鋒矢陣。
 |型隊列…指揮官を中央にし、前後対象に隊を分けて配備。挟撃や移動にも適用。長蛇陣。
 ||型隊列…敵を誘い出し、挟み込みつつ包囲。衡軛陣。
 +型隊列…十字に配備し、回転しつつ攻撃。車懸陣。
 凹型隊列…左右から、敵を包囲。鶴翼陣。
 ( または )型隊列…指揮官が後方にあり、敵前線を誘い込みつつ、前線が素早く、敵の後方を衝くか、回り込んで包囲。偃月陣。
 ○型隊列…指揮官を囲むように配備。奇襲や、敵に包囲された場合にも適用。方円陣。

*隊列は戦場の天采(Time)・地盤(Place)・人駒(Occasion)に合わせて常時変化する



タマ

 魂、三霊蔵 【ソルト/タマ( ta ma)】
 意識(染色)(魂内で風精霊は主に観識 火精霊は主に執識 土精霊は主に持識 水の精霊は捨識 を司る)を構成し、外衝の及ばぬ限りは恒久な存在。魂体は 主に 風の精霊で形成(専門可視)
生死により濃薄する生霊(エクト)と比べ不変体とも 息物が生きている間は生霊(エクト)の中に混じりて 蔵器丹田、神経系統として作用 特に 三霊蔵体(脳霊蔵体・心霊蔵体・卵種霊蔵体)と呼ばれる位置、肉体に於いては(脳・心臓・生殖器)に魂は濃く溜まる 死後、肉体や死霊(エイスト)と分離し 芯 と共に一個状態に纏まりて、次の目覚め<転生>の間まで、太陽または 三つの月の何れかに留まり世を覗う 転生体 触魄も参照


ダマ

 精晶石、剛鉱石 【ダマルンクルズ(da ma l ng q l z )】
  精霊が濃く宿った鉱石 これを採掘し戒得(アルムウエポン)に鍛えたものを祀器といい、魂体を絶ち霊のみの存在も天に帰す能力をもつ フランティアールではエレメンタルティアーズと呼び、得物・具物に鍛えたのものを英霊物という 一般に黄金には風土(肉)水を火に変える榮使雷鵺の精霊、銀には風火土を水に変え溟使淵獏の精霊が宿る




ツワ

 冒鋒者【アドバンスト/ツワモノ(ch wa mo no)】

 定住地を持たず、全国の未開地(フロンティア)や遺跡(ダンジョン)を巡りて秘宝財宝を拾い渉く冒険稼業(トレジャーハント)をする傍ら、各都市で隊商の護衛、用心棒や傭兵等、刃傷系の依頼を、専門の酒宿で請け負う兼業冒険者(アドベンチャー)達の総称。なお、専ら冒険で稼ぐ者達は冒険者(トレジャーハンター)と言い分ける。ちなみに、人害を為す妖魔や、魔獣達に課せられた賞金で生計を賄う者達は魔狩人(レンジハンター)と云い、冒鋒者の類に入れる場合もある。



テラ

 天伸、 伽室夷 【テラトル(che la t l)】
  星霊雲が斗(たたか)う為の武具として 己の分霊魂で想像した神器(タタラ)を継承させた 同じく分霊魂で想像した肉塊(ニクタイ)をもつ息物が天伸 天伸皇 覇軍星(ルマラ)が有名 異系統の天伸同士の交配により生まれた後裔が祀器を手にするのが巨伸(テラト)
天伸の触魂種族で 食餌 を必要とするのが天傀 天傀魔皇 闘争星(アルマラ)が有名 巨伸の触魂種族を巨傀(ダルス)と呼ぶ


テン

 転生【テンセイ/ロウル】
  太陽神殿に昇る魂は 太陽神の志令 及び 自らの意志で 大地に降臨しては 霊を形成し 何れの器物(卵)と融合する
  煉獄迷宮で蠢く触魄は 適当に洗蒸された後(完全に触(あく)が抜けていない)適当に上の階層に放逐されては 霊を形成し 何れの器物(卵)と融合する (適当とは 息物の触魄の浄化は 歳時を費やせば 解脱するものではない為)

*ディストリックでは、余りにも業深き魂魄が星雲(せかい)の外へ放逐された例も確認されている




トキ

 時刻 【トキ ( tow qey 】

  小半刻(四半刻)…三十分
  半刻…一時間
  一刻…二時間
  日の出から日の入り迄を六等分、季節によって時刻が変化(不定時)

  午前六時  明六津  卯刻…城、街の開門、開市、時鐘(毎一刻)
  六時〜六時半    卯一刻
  六時〜四十分    卯上刻
  六時半〜七時    卯二刻
  四十分〜七時二十分 卯中刻     
  七時    六津半 卯央刻…職人出勤
  七時〜七時半    卯三刻
  七時二十分〜八時  卯下刻 
  七時半〜八時    卯四刻
  八時    朝五津  辰刻
  九時    五津半 辰央刻
  十時    朝四津  巳刻
  十一時   四津半 巳央刻
  十二時   昼九津  午刻
  午後一時  九津半 午央刻
  二時    昼八津  未刻
  三時    八津半 未央刻
  四時    昼七津  申刻…夕食、鐘一つ
  五時    七津半 申央刻…職人の仕事仕舞い
  六時   暮れ六津  酉刻…城門の閉門
  七時    六津半 酉央刻
  八時    宵五津  戌刻…騎士僚邸の門限
  九時    五津半 戌央刻
  十時    夜四津  亥刻…街の閉門、閉市
  十一時   四津半 亥央刻
  午前十二時 暁九津  子刻…拍子木
  一時    九津半 子央刻
  二時    暁八津  丑刻
  二時〜二時半    丑一刻
  二時半〜三時    丑二刻
  三時    八津半 丑央刻
  三時〜三時半    丑三刻…逢魔ヶ刻
  三時半〜四時    丑四刻
  四時    暁七津  寅刻…旅の早立ち
  五時    七津半 寅央刻




ネイ 

 銘 【レイコウドネイム/ネイ(ne y)】
  呼び名 通称 ラアライラ神謡に於いては 魂体・悪魄体に融合している名は必命(マナス)と呼ぶ 必命には提唱する意志を込めつつ 対象の必命を呼び用いれば 其の対象者の意識改革 即ち 形態変化 せし得る命令を試みる事を可能とするため 危ぶまれては仮り名として銘を用いるようになる 必命の公表が発見されているのは 第T組曲が矛盾の通力星霊 エントラヴァンス のみ




ハカ

 儒命人 【ハカナヒト(fa qae na fy t)】
  妖精の時代に、古妖精の科学力(肉体保存能力、死霊術)を受け継いだ一部の妖狐族の手により、古書にある星神(カミ)の漠然とした印象(イメージ)をもって、妖申族の本能を素に様々な妖精と配合し製造された息物 魂触魄体が渾然しとしていて 迷い 易く 触魄(アク)に染まりやすく 抜けやすい 幽霊体(感性霊体)を有し感情に多様の個性 各妖精種族達の様々な特色を満遍なく有しているが、その反動で寿命が長くても 百歳程度で尽きる 
 労奴 及び 一部の妖精の食用 として使役していたが、鋼鉄の革命の後、大地の主権を握り、妖精長目(ルヒト)と自らを称し、儒命人種族が使用する言語を共通語(コモン)と云う


ハテ

 天喰狼刀 【バテオウル( va che ou l)】
  或る異天の太陽の象徴、永遠の息災を司る 刀身は透明で金剛石(ダイヤ)のそれに似る



ヒカ

 晄、聖、浄、黄星【ヒカリ/ゼル(da l)】
 星霊雲の主権威 天斗帝神 善悪を超越した意志や観念を有する ヒカリは暗夜との対立関係にあると考えるのは息物が狭義の偏見だが 健全な供精の効率が滞ちがちな 触魄浸透者 には 粛清対象 としての傾向にある
 また 晄 と 法の象徴 太陽神王 とは 別の光彩(イロ)である場合もあり、その際は内面からの光彩(イロ)の昂揚(たかぶり)の象徴、蛇の王(エグゼル)と呼び分ける、人皇を釈くモノとも
 なお ディストリック では 天斗帝神 を ナゴス と 呼び 渓粒瓶(フランティアール)では ランシェルと 呼ぶ

 法、洗、善、与、陽、殉白【ヒカリ/ルウル(r u l)】
 清く洗(あら)われたる死者の霊魂として 厳慈の象徴 太陽神王 の一員として昇天を望むモノに、太陽を信仰しつつ、我欲を洗(せん)じて他者を助ける美徳(善)を積み、太陽神王 のおもう意志のまま、地上と太陽を相互に転じて生きる主義と信念、主に仁徳(美徳とも)を第一とする 単に  とも
 なお ディストリック では 現太陽神王 を マドロス(ファクトニールは象徴) と 呼び 渓粒瓶(フランティアール)では クラフレイナ と 呼ぶ


ヒト

 妖精、妖怪、妖、人類 【ヒト(fy t)】
  直立歩行の息物 古妖精が肉塊体(ニクタイ)を与えて製造し大地や月に蒔いた、平均寿命 500歳程度の息物 (老いの速度は儒命人の10分の1で、300歳で枯渇が留まる)地支(ちし)とも 魂触魄体が渾然しとしていて 迷い 易く 触魄(アク)に染まりやすく 抜けやすい 霊体(感性霊体)を有し感情に多様の個性 妖精の時代後は辺境に移り住み棲み、蒸氣の時代には、その弾圧を避け伺いが知れなかったが、鋼鉄の時代には、都で隊商を行うにまで交流をもつようになる 魔法の使用が可否は、多種多様
  補足として妖しいとは美しい、怪しいは危しきを指す 妖怪とは妖精長目と自称する儒命人が、種族を挙げて全面対立を交える妖精種族の呼称

 妖精十二種 【ヒトビト(fy t vy t)】
  古妖精が妖精を製造した際の分別  十二地支とも

  妖仔種 【コホト(qo fo t)】
   妖鼠族(ウッズ)妖栗鼠族(モビトス)妖翅栗鼠族(ピクス)が、この種に当る

  妖丑種 【ゴモト(qo mo t )】
   妖牛族(スミス)妖鹿族(ペリトス)が、この種に当る 妖鹿族は痩躯聡明であるため 伸(カムヌ) 妖牛族は巨躯強力種族が多い為 王傀(アトモス)と呼ばれる場合もある 荒ぶる雑種の牛虎族(オニ)と違い性格も様々

  妖寅種 【ワト(wa t )】
   妖熊族(オウグ)妖狸族(ドワアフ)妖猫族(バスタス)が、この種に当る

  妖卯種 【エアルト(er r t)】
   妖兔族(リヨウスエルフ)妖狐族(エアルヴ、エルフォクス)闇妖狐族(ダルクエルフ)が、この種に当る 外見は細面、痩身、長い耳  エルフ

  妖辰種 【エヌト(we nu t)】
   鱗を有し、大抵は水及び海域に棲息 人魚族(マムス)水竜人族(ニクス)海竜人族(クロウクス)が、この種にあたる

  妖巳種 【リグルト(rey g r t)】
   硬い皮膚を有し、大抵は地上及び地下に棲息 蜥蜴人族(リザアズ)翼竜人族(ドルグス)が、この種にあたる

  妖馬種 【クロヌト(q lo nu t)】
   人馬族(ケイロス)がこれにあたる

  妖申種 【エテト(we che t)】
   儒命人はこの種を素に、妖狐族に品種改良される 性格は短氣で強暴 妖猩族(ゴブロス)妖狒坊主族(ハゲゴブロス)、妖狒族(ホブゴブロス)が、この種族に当る

  妖羊種 【エイルト(we e r t)】
   頭部にある二本の巻き角が特徴 参考に愛(we e)と読む

  妖酉種 【コクト(qo q t)】
   人鳥族(ハポス)と儒命人の混血種に有翼人族(バレイロス)がいる

  妖戌種 【ポロト(po w t)】
   妖犲族(コボロス)妖狼族(ワムロス)が、この種に当る

  妖亥種 【ドノウト(dow now t)】
   妖豚族(オルクス) 妖猪族(トロロス)が、この種に当る

  妖狐族 【エアルヴ、エルフォクス/エルヘス(we r fe th)】
   妖精種上は妖卯種にあるが、妖兔(リヨウスエルフ)族に比べ耳が短め(それでも、指先から手のひらの付け根程度を有する)、眼は細く切れ長 社交性、および根本的な性格(妖狐族は異種族を嫌悪、あるいは中立であろうとする)が異種族に友好あるいは中立的な妖兎族と異なる とくに闇妖狐と呼ばれる種族は、狡猾で、趣向による異種族に対する狩りを嗜む、残酷な性質をもつ



フア

  太刀 【フアルクス/ダアトゥ(da a tow )】
   全長1米(メルトル)以上の刀類、両刃だと太剣と書く

フオ

  卿(フォルト)…貴族等への敬称、元は伯爵位の相当称(公爵は親卿、侯爵は上卿)

  郷(リット)…貴族等が君主の前で自らを遜る際の用称、郷身、元は地方騎士位の相当称




マア

  魔、广 【マ/マア(ma a)】
   1 曲がり、歪み、不自然
   2 法力(堂道)に叛くもの、外道(タブウ)
   3 魔法を唱える傀 もしくは 鬼体(近年では魔法を唱えるモノ自体も指す)
   4 魔法の中でも異端・幻術を用いて厭魅・呪詛する者
   5 ヒト や モノ 鬼傀等を食餌・摂取する霊魂もしくは息物 天呑魔(アアステイカア)の略称
   6 異天(インライル)よりの侵略者(ベイドラ)

マイ

  香具師 【マイスタア/カグワシ(qae g wa sye)】
   名人、名工の事 的屋・奴・野次には相当せず 

マシ

  魔法、 魔道、魔術 【マジナイ/スル(sh l )】
   1 歪みに向かう法則、自然な流れを作為に変化させる方法及び手段
   2 言語を唱えて効果をおこす法術、学道の総称 星屑の詩は志念力の為、此れに該当しない
   3 法家、法階では魔が使用する邪な術に定義
   *魔法を記述したものが呪文(スペル)その書物が魔法書(スペルアドレスフアイル)

  <到達範囲>
   @ 撃(ボルト)…範囲は単体 で 術者の容積とほぼ等しい対象(乙)  距離は疾走十旋歩(平均6.6m)
     達撃or供撃(ボルツ)…範囲は 乙以上に容積ある対象(達二撃、達三撃)もしくは、術者の容積とほぼ等しい複数の対象(供二撃、供三撃) 距離は疾走十旋歩(平均6.6m)(目方は術者)以内
   A 包・球・匣(パック、ボウル、ボクス)…対象を中心にして、直径疾走二十旋歩(平均13.2m)の範囲(目方は術者)で選択 距離は疾走十旋歩
   B 流・波・衝・獄(ストオム、フイルド)…対象を中心にして、直径疾走ニ百旋歩(平均132m)の範囲(目方は術者)で選択 距離は疾走百旋歩
   C 域(ゾオン)…視界にあって、意識の浸透が及ぶ限り 距離も其れに準ずる
   D 渦(スペエス)…意志の浸透が及ぶ限り 距離も其れに準ずる


  <神通力・魔法の処式>

   例)乙火撃(ファイアボルト)

   星屑の詩…【撃て】(正しくは詠唱する魔法では無い)

   精言霊…『乙火の精霊よ 彼の敵を撃て』
   『炎王 値(あた)いて是に宣(の)る 乙火の精霊よ 彼の敵を撃て』

   呪歌…『我は楽(たの)み奏(かな)でる 乙火の精霊よ 彼の敵を撃て』

   神殿破魔法、星魔神殿法の福詞…『火伯が銘の許に奏で訴う 乙火よ 彼の敵を撃て』

   古妖精語破魔法…『さ迷える星屑達よ 乙火となりて 彼の敵を撃て』

   式鉤呪・単門式魔法…『令乙火撃律』

   複門式魔法は 術者により 式を駆る精言霊 か 式を訴う福詞 の二つの形式に分かれる


   精言霊・呪歌…楽(たの)み奏(かな)でる もしくは 値(あた)い宣(の)る
   福詞…奏で訴(うた)う
   古式魔法…詠み唱う
   鉤呪…句繰(くく)り呪(かし)る



 器械【マシン/マス(ma sh )】
  手足を備えて機動する器物(モノ)

マホ

  魔砲【マホウ】
   兵科区分の一つ 魔法による戦闘砲撃を行なう 
   到達範囲は 術士 一人につき 単体 あるいは 術者の容積とほぼ等しい対象
   射程距離は 純魔砲兵 だと 132米(メルトル) 剣兵 弓兵等を兼ねていると 66米
   速射間隔は 6R(60秒)に1回の速射砲撃
   行軍速度は 1R(10秒)に11米(秒速1.1米)
   に統一されている



ミタ

 英霊【ミタラ(mey ca la)】
  1.大地に臨んでは、風体・火体・土体・水体がいずれの精霊体が濃く結まり、大いなる能力と影響力を備えた芯神魂体。代表 に 皇(ル)や王(ウル)
  2.死霊(エイスト)の中でも生前の名声により 信仰すなわち精氣体を得て大きな通力を得た上に ある場所に留まることを期待されてしまい 地縛してしまった幽霊(ゴホスト)
 星霊と疎通しえる程の通力が溜まると分霊し天に昇り あるいは地に沈んで逝く
 天器 神器 祀器 には分霊が留まっているものが多い 祇伸(トチガミ)とも
 英雄(ヒイロウ)とはこの、英霊となりえる霊質(バリウ)を持ち得る者をいう



ムト

 絡繰【モウタア/ムト(m t ou)】
  雷や嵐等を用いた、何らかの動力装備




モノ

 霊魂、霊命【モノ(mono)】

 芯 と魂体と霊体。霊ちなみに芯と魂体と霊体と肉体は息物(イキモノ)。霊命(イノチ)の別銘。

 体【モノ(mono)】
 常人で視える存在。ただし、 曲中 及び 固有の名称 や 状態 を指す場合 体 は省く場合も

 器物、器【モノ(mono)】

 芯神魂体(シンラ)、すなわち、命の無い体(モノ)。霊魂の無い状態の肉体と物体。

 4大 物体
  風、気体、Gas、ガス
  火、電体、Plasma、プラズマ
  水、液体、Liquid、リキッド
  土、固体、Solid、ソリッド




ヤミ

 暗夜、与奪、補食【ヤミ、ダアク/クル(q l)】
 息物の霊氣を奪いつつ、悉くを眠りに閉ざす曜星霊 天地と重複せし 霊界 の一つ 
 かつて、この界の覇権を幾度と争い、ディストリックでは魔皇の剣(クライス)が制覇し納まると、土蜘蛛(モーヴィス)族が冥府総監として代管理するようになる。暗黒。死界。広義に、魔界及び魔道とも





 失われし神話の時代(ヨ)
  有像無像の時代 ディストリック、フランティアールとも異次元回廊(アナザアワアルド)

 神話時代
  星霊雲の衝突が幾億にも連なる時代 ディストリック、フランティアールとも天空文明(スペエスオペラ)

 古妖精時代
  星霊雲達の交配により誕生した息物が、権力を持つ時代 ディストリックは雷網文明(サイバアパンク)フランティアールでは太陽 3つの月と大地の文明(フィフス=チルドレン)

 妖精時代
  古妖精の人造物が棲む時代 ディストリックは精霊文明(シアマニズム)で妖狐族が権力を握り、儒命人を隷奴として労役に駆る 各妖精種族は地方に集落を作る フランティアールも精霊文明(シアマニズム)で、大地の支配権は、精霊族と呼ばれる、古妖精時代からの純妖精種が、一部のもの達が権力の座に就く

 儒命人時代
  ディストリックは精霊文明(シアマニズム)を経て、精霊宿りし得物を以って鉄火を渡る 剛鉄文明(グラネサンス)フランティアールでは蒸気文明(スチイムパンク)で「眇の瞳塔」の制裁により滅亡、精霊宿りし遺石以って平安を保つ 剛鉄文明 と歴史を紡ぐ



ラア

 ラアライラ神謡の法則【ニル=ラアライラ(ni l la a la i la)】

  無即是有 有即是有
  有即是無 無即是無
  外界融通 無理有理
  意志然当 猜疑濁触

  この世とは 諸行無常 常に常が無い世界 それは 無理 でさえも 有理 への道に通じるということ

  其れは 幾多の世界があって 常識や道理は数有るとしても 必ず繋がる点孔経があるということ
  故に 意志を以つ屑塵を原素とする ラアライラ神謡が謳う世界に於ては 如何なる幻想事であろうとも 真に疑わざる意志と意志の疎通が寄りさえすれば 全ての世則は通然と旋律を正し 万象を導き合いて 融通を為し得る という法則


ライ

 塵、 徳実、四精、精神、融通、超微粒子【マナ、ライラ(la i la)】
  意志(ラアス、まごころ)を持つ超微粒子。興亡の大素。有無の根元。さ迷える星屑 とも
  意志は、世界全体に広がり、四精(マナ)として溜在する
 四精(マナ)の伸縮と濃淡を、四精神(ライラ)と呼ぶ
 ライラは 虚無 より 創(風精)加(火精)到(土精)減(水精) そして 虚無 と無限界廊の融通循環で構成されている





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