予刻「WELCOME TO THE EDGE」

        いっそ、死のうか……それとも堕ちて……眠ろうか……

自由という片方の瞳を閉じ 
血痕だらけの生臭い毛布にくるみながら
明日の戦いの為に眠る心の隻眼児 
聖職者という足首に醜き鈍色の錠を
科せられたまま


薄暗い"武装馬車"に乗せられ、高等科級の"実地訓練"へ単独で"未開地"へ赴く少年。後部の日除け用垂れ幕より見える隠れ見る様子で、都心近くの初等魔導学校の前を通り過ぎることが解る。そこには楽しそうに下院しているのだろう、同年齢のお嬢さんとその母親らしき人物、その二つの笑顔がある光景が見える。
 少年は、光景が視界から消えるまでじっと見つめ、そして馬車内を見渡した。年が一回りは違う"ライバル"達の敬いと好奇の"見えなき"視線が総て自分に向けられている、のを知っていた。少年は目を背けうずくまった。両肩の震えが止まらない。それは"蝕"で失った自分の唯一の左眼こそ、亡き母の形見だったという事を今日、父に聞かされたのだから。

※Vanilla※

        ぬくもりがほしい。ただそれだけなのに。

剣と魔法。この二つの相反するものたちによる
血で染め揚げられた紅い楼閣 そのなかで巡り会い
お互いの存在の意義を知ることになった
二人の前には"ふたり"しかしらないことを



 リマジオは"宗家の谺"に向かう途中、突然現れた小柄な少年に剣を突きつけられる
少年 「お前か、イゾルディオのこせがれというのは。よくぞ、単独でくる度胸があったな。だが、これ以上は通しゃしねぇ!!」
 ノマジオが先に制し、ローブの裾から小刀をつきだす。少年かわす
少年「貴様……・」
リマジオ「なんだ、俺の一撃をかわすとはな」
 少年『魔法』をつかう。リマジオ―永久ルーンシールド―ではじく

リマジオ「さっきの返しのつもりか?」
 リマジオ"光条縛輪"少年、レジスト失敗
 がリマジオの影からもう一体 出現+光斬刀級の奥義
 と同時にリマジオ メガ・バーニイクス 少年転倒
 が、転倒と同時にリマジオの首に"投げ分銅"をかし一緒にこかす
 少年 分銅をたぐり寄せるそして気絶しているリマジオの"フード"を取る……


※Severed※

          譲れはしない、俺はあやつり人形なんかじゃない

                     人間だ


リマジオ 前宗主の首"血の証"を床にたたきつけ、宗主そして、次期宗主候補(ゼルミオンはまだいない)の"彼女"の前で、候補一角をなのりでるリマジオ。ざわめく周囲
リクワイゼル「フフ、あの親父殿でさえ砕けよう時代が来たか……『憑翳流。かたやぶれ、宗主。その気狂いの頂』とはいったものだが、お前という男もよくわからん」
リマジオ「剣の道に女が歩む場所などなく、全てにおいて我の太刀の右にいずるもの無きが故に、とでも言って置きましょうか」
といって"彼女"を抱き抱え、剣を抜き放ち周囲に突き返す
リマジオ「我、これより天地活殺の覇道を歩む、阻むもの、これ報いらん」
リマジオが纏う《武装不知火》のゆくとこ自然に道が生ずる。
リクワイゼル「神の域に達しよったお前の剣、だれが止められようか……いや、奴こそ千年の積石、だれが破壊を試みよっても……」

"彼女"「やっと普通の女になれるのですね」
リマジオ「これから、貴方は自由だ。好きに生きるがいい」
とリマジオがいうと"彼女"はリマジオの腕に寄り添うようにもたれる
リマジオ「ろ、六法会の、あ、あれはその……」
"彼女"「私にとって唯一知り得る自由、それはあなた……」

※Sympathy※

          あるいは同類憐れみなのかもしれない

                いや

          場所は違えども同じ傷を持つ

          唯一の人

          やっと 巡り会えた

          もう一人にはなりたくはない


ミニヨン「"あいつ"を殺さず、生かす方法は……」
クラフェット「だからこそ今、"剣"と"魔法"の双魂の力が……」
ノービス「それこそ"太師―マスター―"の力、それが可能なのは"御剣−ソード"そして"御法−ルーン"……」
クラフェット「すまん……お前らに……追いつけない。お前にまた悪夢を……」
"彼女"「……私が死ねばいいのです……心を……殺さねば"全て"がそこで終わるのですから・・」


レイジ「蝕まれたのではない。"芯"が目覚めただけだ」

※Crime Passion※

          愛   故の  夜業

          慕   故の  衝動

悲しき震えは、憎しみの剣にかわり
全ての創物を否定し破壊し続ける
育みかけた小さな光さえも
弱き心が故?
いや、それこそ―世界の構築―の刻


リクワイゼル「"奴"それは、飽くなき挑戦者……翳流(つるぎ)それは"奴"の影、魔(こころ)に突き刺さりし、見えなき茨(やいば)」

ギアフェルグ「あなたが……御剣……ですか?」

リマジオ「憑翳の我法 二天(魔法と剣)を仰がず。お前に"影"の力引き出す"源"の存在を伝えよう」

リマジオ「我が剣は異伝の流れ、あの坊主に教えることは何もない……」
クラフェット「すでに"技"はたたき込んでおる。あと何が足りないかを教えるものではない。悪鬼羅刹の剣。真の修羅とはなにか、剣の向こうに見えるものとは何かを、あいつなりに感じさせてやりたいものだ」
ルクセルダン「・・さて、急ぎませんか」
リマジオ「そうだな、この場所に存在が凝縮し過ぎていると言いたいのであろう」
ルクセルダン「さすが、ですね」

リマジオ−前々宗主「"御剣"を称せる"域"だったお主がなぜ……お主は、わしのもとを消え、"魔瞳"へと……」
ノービス「それは我が義弟(ライバル)リクワイゼルの"娘"の"実力"が余りにも惜しく、わしの"剣"の頂点の名を真実のものとするためには"御剣"を名乗る者と戦いは必定……まっておったのだ、わしの域にまで上り詰める"お前−兄さん"を……」

リクワイゼル「御剣、憑翳流宗家始魂からの悲願、剣すなわち己の力に、魔力、霊力、法力、神力そして魂力、何者もの力を取り込み、全ての力を統べる〜我流〜の頂点となれ。それが影流の統べてである……嘘も真実も越えてみせろ。頂点だ、頂点にたつのだ」

※Invader Weep※

          最も強い人ってゆうのは、すべてが"救える"ってことなの?

ミニヨン「父もいっていた、お前が俺の跡目なら海霊族は、陸、海両方を統べる覇者になれると。リマジオ、お前は私のことが嫌いか?」

ミニヨン「私の手で殺す、お前だけは……我が父を殺したお前だけは!!」


※Victors Forever※

          頂点に立ってやるよ

          その為の

          人殺し人形

          それが必要なら

          道化にでもなろうか

          朽ち果ててやろうか


※Crescent Drops※

          全てが……失われていく



※PROUD LONELY AGGREST LOVE FOR ALL※

イージス「言い残すことはないか」
リマジオ「他がために、ささげた命……。理想だ、何もない」

太師「鐘守を退く時、それは己の魂尽きる時のみ。
御剣は、あくまでも護法に縛られた背徳の鐘守」


※Anhell Samsara Away※


          モウ、自由ニ狂エバイイ…


異邦人"奴"「うらやましい……」
(ぷっ本当はスキヤキやしゃぶしゃぶをつつきながら)

※Somewhere in Time※

ガイ「すばらしいぜ、お前らの力」

※Bronze Soul※

ガイ「心を奪うまでだ……。俺にとって奪えるものなど存在はしない。いや、あってはならない……」
ガイ「お前を守ってやる……だから。俺を守って欲しい……」

※Anxiety Pupil※

           死神―HELL―と呼ばれる少女―DOLL―へ

コボルト「美しき傭兵騎士殿、この唇から伝わる貴方の温かさで私を導いて欲しい」


※STILL LIFE CREEPER※

                      発動

              喰ムトハ最上ノ愛情ヒョウゲン



異邦人"奴"にしてガイ「おまえのそれは滅び……歌ではない、滅びには美学などない。だが"力"だ。俺が全てを捨ててでも、その為に世が滅びようとも、欲しい"力"だ……」

ガイ「あんた、望みはないのか。まあいい、俺を必要とする日もくるだろう」

リマジオ「招かざるものめ……その剣お前には出来すぎた代物よ」

異邦人"奴"「お前とは戦いたくねぇんだよ」
リマジオ=ガイ「面白い、我が道(つるぎ)をふさげるものなら」
エイネレイク「だれでもいい、俺を殺してくれ!!」

ラギ「"美しく"滅ビるんだろ?」

レイジ「ああ、俺があの女を殺した」

ガイ「眠る場所がいる……ああ、あの城がいい」

※Blood Sucker※

          血ガ 舞ウノハ 好キカイ? ボクハ 首ガ 飛ブノガ イイナ

ガイ「お前は……俺だ……恐ろしい、愛しい、悲しい……殺したい」

※Under Moonlight※

          アヤシク ホホエミ カケタ ヒト…… ボク ハ ダレナンダイ

ガイ「お前は白き華咲かせようとする小さなつぼみ……焼きつけろ、これから興る全ての悪夢を、刃を抜き戦うという現実を……そして目覚めよ紅き妖華に……黒き果実に……」


屍魂−リマジオに注がれし白光
創造にして破壊の使者−鳳と凰−堕天使GUYの燐光
屍魂に秘められる蝕魔の刃を引き出し偽りの記憶を植え付け蘇る

              天を 裂き 曇らせ

              地を 壊し 滅ぼす者

              人を 害し 辱しめ

              心を 侵し 蝕ばむ者

                 世界

                 そして

           全ての終わりをつげし者

                 それが

                  奴



※Endless Mechanism※

異邦人"奴"「生ける屍魂(ドール)いいだろう……せいぜい美しく滅びるがいい」
異邦人"奴"「何が欲しいかって?あんただ」


※Belladonna※

異邦人"奴"「ディアン……か、俺好みの"唇−ルージュ"をしている……」
異邦人"奴"「(リュイスに向かって)注文?あんたの笑顔さ」


           生は闇の中 所詮忌み子 バケモノ

ある男の研究所の"感性"に、内に隠した"悦"びを感じる
ガイ「この気持ちの悪さ……なつかしい……」


※ Screaming※

           捨テタハズノ涙(こころ) 否定スルハズノ心(アイ)

ガイ「どうしても、ならこの薬(血)を渡してやってくれ」
ガイ「心が狂いそうだ、もうこれ以上は気が気でない」

ガイ「待っても、無駄だ」
ガイ「止めてくれ、もう誰も俺の心(なか)に入って繰るな」

          他人ガ自分ノ為ニ何ヲシテクレタ?

          俺ガナゼ救ワナケレバイケナイ?

          (シカモ スクッテ ハ ヤレナカッタジャネーカ 
            ムリョク ノ クセニ)

          イインダヨ"がい"

          オ前ハ オ前サ

異邦人"奴"「道化だよ……やってることが……」

※Noting Heart※

涙を流そうにも、あまりにも夜が長すぎた

※Ruined Pure※

         すべてを失って ただ一つの恋をしているだけなのに

「世界は最強の力を持つんだろ……あいつ、救えるんだろ・・わるいな、俺がもらうぜ」

クラフェット「器には"限"がある。誰が"お前に"成れよう、"我"故に……」

「飽くなきものだな、本当に」

※Ever Feng※

          ずっと
          過去に愛され……

          そして
          遥か未来への……

          そんな
          二人と信じあえたなら

          こんな
          悲劇には……

※Mixture※

「まだ、たりねぇのか……何が?……守れねぇのかよ……これじゃ……終れねえよ……」

※Not visible lovers※


ノービス「ディアーコボルト。破滅に導く石積みの遊戯もこれまでか……」


        すべてが滅びきったとき"鳳"はまた、太天に飛び立つ

        だが、―奴―は何回でも生まれ出づる

        命を受け継ぐもの―生きるもの―

        ―たましい−が尽きるまで


GEAR「お前達にかける"情"は総て亡くなった。
俺にはな…死ね」


        GUY THE CATASTLOOPHER

        また 遠き時代の彼方へ

        それが"凰"に未だ巡り会えぬ

             "鳳"の伝説

         失われた"神話"の一つ

          Elemental Tears








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