(1) 霊視・精霊

星屑及び神通体は何処何体にも宿るが その果実に 霊界(精霊界・幽霊界等)と物質界があり 精霊と幽霊と物体の依る処である
 全ての霊界 と 物質界 は重なっていて(n次元重複) 霊を視る事の出来ない息物は霊の姿を物質界で見える形のままであるが
霊を視る事出来る息物が 霊が視えている状態とは 先ず幽霊界の視点で視た場合
風の精霊 と 火の精霊 と
土の精霊 と 水の精霊 が混ざった 灰色 を基準色に
風の精に近いものはより 水銀色 に近づいていき
火の精に近いものはより 檸檬色 に近づいていき
土の精に近いものはより 赤丹色  に近づいていき
水の精に近いものはより 青黒色 に近づいていき
霧の様な渦が巻いている様に視える(染色の螺旋)

次に 格精霊界の視点で視た場合 生霊は
 
歳空嵐風の精霊界では 黄緑 を基準色に
風の精に近いものはより 水銀色 に近づいていき

榮雷炎火の精霊界では 赤 を基準色に
火の精に近いものはより 檸檬色 に近づいていき

鎮鉱石土の精霊界では 焦茶 を基準色に
土の精に近いものはより 赤丹色 に近づいていき

溟海氷水の精霊界では 水色 を基準色に
水の精に近いものはより 青黒色 に近づいていく

他にも 霊界 は多々あるが ここまでが現文献の範囲内である

蟲 も 植物 は無論 息物では無い怨鬼 も 精霊は宿るし意志も意識(魂魄)もある
と いうことは 万物は幾霊界と物質界の両方で 何かしら別々の色を持っている
死後 生霊の精霊分解が始まると魂魄は灰色に戻りて 清んだ魂は異天に昇り 重みを帯び蝕魄した魂は 煉獄に堕ちる(精霊は其々の星霊雲の元へ逝く)
 ただし 僵屍には神体(意志)と魂魄(意識)はあるが 感情は既に無いため 精霊界では灰色に視える 感情の残骸が徘徊しているのが死霊怨鬼であるため 息物と同じく様々な色彩を放つ
 因みに意識が肉体の牢獄に囚われているのが僵屍 であるということは つまり 怨鬼 と 僵屍 が同時に出没する場合もあり 死霊術師(ネクロマンサー)の極みを会得したの中には この二体を融合し尸解仙(ノーライフロード)として蘇えるものいる(だだし 太陽の下では内精霊が著しく蒸薄し 睡魔が襲うのは吸精尸鬼(ヴァンプ)に同じ)
 息物は常に何らかの形で精霊を摂取しているのだが 死を迎え 精霊の混合体たる 生霊 あるいは 死霊の出ていった死肉は 風や火や水が対外に放出されつつ 土 やがては 屑塵 と為る


(2) 霊質・霊格・霊級

霊とは霊界に於いて視ることが出来得るが 触ると透過する
霊とは常に 透過はすれども 色 がありて 濃度 がある
霊が 濃ければ 霊力の許容量も大きい
是が 霊質(バリュー)の 濃さ で 特に 幽霊 の 霊質 を 幽霊質 としているが 凡そ 霊質と簡略化されている
古の生物学の文献では 霊質は二十四の目方に各別し 是を霊格(レベル)と定めると記されている
が 現在の生物学上は 十三霊格迄のみが確認されている
霊級(ランク)とは近年使用される新しい目方で 万物は凡そ 霊格一 の霊質(レベル)を有して霊級Eとし
霊格一、ニの霊質を有すると霊級Eと称し 凡位とする
霊格三、四の霊質を有すると霊級Dと称し 有位とする
霊格五、六の霊質を有すると霊級Cと称し 秀位とする
霊格七、八の霊質を有すると霊級Bと称し 銘位とする
霊格九、十の霊質を有すると霊級Aと称し 達位とする
それ以上の霊格を有するものは霊級Sと称し 逸位とする
なお、現在は、幽霊視能力者(呪士は全員、精霊視があれども、幽霊は感じることはあっても視えるとは限らない、が、嵐炎石氷が四精霊王の何れを会得すれば自ずと視える)の中で生物学を学び、学苑で導師の資格を有するものに「幽霊鑑師」という称号を与え、その鑑定を商いとして、職業としているものもいる。(市に幾人、里に必ず一人はいる。星神殿の神侍官以上は幽霊視は必修、則ち、何れかの四精霊王との疎通を有していることが神侍官の条件の一つ)






SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送